旧豊田郡本郷町、広島空港・広島中央森林公園の北側にある滝。辿り着くためのルートは、中央森林公園の駐車場から山を下る道と、県道33号から沼田川を渡り沢沿いに登る道があるが、山歩きに慣れていない人は中央森林公園から下る道を選んだ方が無難だろう。後者は前者ほど整備されておらず、また登り口が分かり辛い。私が登った際にはマムシを踏みそうになった。
幅6〜9m、落差は約25m。3段になった滝である。女王の白袴のように見えることからこのような滝の名になったという。
大河ドラマ「毛利元就」でタイトルバックに使われて一躍有名になったが、この滝と毛利氏との間に何らかのゆかりがあるとは聞かない。むしろ沼田川を挟んだ瀑雪の滝にこそ謂れがあるようだが、おそらく「絵になる」ためこちらを選んだのだろう。
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